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Channel: 裕弁は銀・沈黙は金~堀裕嗣.com
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研究集団ことのは×北の教育文化フェスティバル2014冬in札幌

「研究集団ことのは」×「北の教育文化フェスティバル」合同研究会2014冬in札幌/2014年12月6日(土)・7日(日)http://kokucheese.com/event/index/210058/【プログラム/1日目】 09:05~09:15 受付 09:15~10:15...

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得意分野で貢献する

人には得手不得手があります。周りに合わせながら一つ一つ確実に取り組んでいくことを得意とする人もいれば、自分に自信をもって新しいことに挑戦していくことを得意としている人もいます。子どもが好きで子どもを包み込むように慈しむことを得意とする人もいれば、子どもを突き放し子どもに葛藤させながら成長させていくことを得意としている人もいます。こうしたキャラクターの違いに、それぞれの教育観の違いも加わって、教師とい...

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教師力BRUSH-UPウィンターセミナー2015in札幌

教師力BRUSH-UPウィンターセミナー2015in札幌http://kokucheese.com/event/index/235063/講師:廣木道心・中納淳裕・森井与善・千葉孝司・堀裕嗣冬のBRUSHは新しい荒れに対応する生徒指導だ!困ってませんか?支援を要する子。やんちゃな子。耐性のない子。そんないまどきの子どもたち…。実は教師だけでなく、子ども自身も保護者も困ってます!今回はさまざまな子ども...

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起こった事実

ここでは、いじめ対応を例に考えてみよう。いじめ事案が起こったとき、一般的に教師はいじめられた側に寄り添うことを基本とする。それは本人から訴えがあった場合でも目撃情報から事実が発覚した場合でも変わらない。そこで被害側から事情を聞き、どんな思いをしたかを聞き、教師はいじめられた子に共感する。その子の保護者にこれから加害側の指導をする旨を連絡して理解を求める。こうしていじめの指導が始まるはずだ。最初に加害...

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身に纏うオーラ

一般的ないじめの指導が混沌に嵌まるのは、〈起こった事実〉の確認が甘いからだと言ってほぼ間違いない。そもそも被害側の立場への共感を前提とし、加害側にいじめを認めさせて指導するというあり方は、加害側に遺恨を残しやすく、被害側に「先生は自分の味方だ」と思わせやすい。意識的・無意識的に加害・被害の双方が抱くこの感覚が更なる軋轢を生じさせる。継続的なフォローをと言うのは簡単だが、声かけの頻度を上げることくらい...

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〈人柄志向〉と〈事柄志向〉

いじめ対応を例に、〈事実確認〉の大切さについて幾分しつこく書いてきた。教師が陥りやすい〈事実〉と〈感情〉の混同の構造を教育社会学者菅野仁が非常にわかりやすい生理をしている(『教育幻想...

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研究集団ことのは×北の教育文化フェスティバル/2015年3月21日(土)・22日(日)

【拡散希望/受付開始/定員37/残席28】研究集団ことのは×北の教育文化フェスティバル/14の模擬授業で学ぶ学級開き・授業開き/2015年3月21日(土)・22日(日)/札幌市産業振興センター/4000円http://kokucheese.com/event/index/247342/「研究集団ことのは」×「北の教育文化フェスティバル」...

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中学校学級経営・生徒指導10回連続セミナー2015in札幌

【拡散希望/受付開始/定員40/残席32】中学校学級経営・生徒指導10回連続セミナー2015in札幌...

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今月のお知らせ/2012年2月

瞬く間に2015年も1ヶ月が過ぎました。今月は原稿を書く月にしようとセミナー予定をほとんど入れていません。3月下旬からは少し活発に動き始めますが、基本的には今年はあまり外に出ない年にしようと考えています。【書籍関係】『国語科授業づくり入門』堀裕嗣著・明治図書amazonでの購入はこちら良い国語の授業とは?国語学力を形成する110の言語技術「良い国語の授業って?」国語科授業づくりにおける「意欲喚起」「...

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時間蘇生の原理

これまでを読んで、私の仕事術の提案が「時間をケチること」にあるように感じたかもしれません。確かに私はこれまで、時間に限りがあることを意識して、余白時間をつくらずにコン詰めて仕事して早く帰るということを中心に提案してきました。読者の皆さんのなかには、こんなせせこましい時間の使い方はいやだ、堀先生のようにはなりたくない、そう感じた方がいらっしゃると思います。しかし、私はそれを断固として否定します。時間に...

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通知表の所見欄──書き方十か条

昨年度のことである。1年生34名を担任した。2学期末のとある金曜日、隣の席の若い女性担任が通知表所見と格闘していた。勤務校の所見は二百字弱である。「何人書いたの?」と僕が訊くと、「いま8人目です」とのこと。僕が更に「締切いつだっけ?」と訊くと、彼女は「来週の月曜日です」と応える。あらら…。それじゃあ、今日中に片付けないと間に合わないじゃん。僕は一週間が見開きの手帳を使っている。今日は来週の頁を一度も...

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現実的に有効な対応

私はこう見えて〈ウルトラマンおたく〉である。元〈ウルトラマンおたく〉と言ったほうがいいのかもしれない。新しいものはてんでわからないからだ。若い読者にはわからないかもしれないが、「ウルトラQ」から「ウルトラマンA」までの怪獣・宇宙人・超獣ならば、写真を見せられれば即座に名前を言える。まあ、元〈ウルトラマンおたく〉を名乗っても真の〈ウルトラマンおたく〉から非難は受けないだろう。私はこう見えて〈仮面ライダ...

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なぜ人を殺してはいけないのか/鮎川教授最後の授業

なぜ人を殺してはいけないのか…。2回連続の「相棒」のテーマだった。輿水泰弘の脚本である。1回目は斬新なアイディアで設定もおもしろく、緊迫感があってとても良かった。だから2回目も期待して観た。でも、まったくダメだった。解決が強引すぎるのだ。納得できないのだ。だから入り込めないのだ。このことは正月特番にも感じた。1時間の単発ならば一つのアイディアでおもしろくつくれる。でも、2時間になると魅せ続けるにはも...

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自分自身で選ぶことから始まる

三十代後半。実践研究もあれもこれも手を出していられる時期ではなくなってきます。自分に向いているのはこれだな…、向いていないのはこれだな…という自分の特性もわかってきます。そろそろ自分の生き方を整理しなおして、自分がこれからなにをしたいのかなんて考えるのもこの時期です。管理職になろうとか、指導主事になりたいとか、そういう地域の既定路線に乗ろうとしている人は明確な目標があります。自分は一教師として学級経...

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〈前向き〉な仕事と〈後ろ向き〉な仕事

学校教育も撲滅運動の嵐である。表立っては「いじめをなくそう」「不登校をなくそう」「落ちこぼれをなくそう」がその代表格だ。裏では「クレームをなくそう」が大きな意識としてある。それが学校の現状である。しかし、極小規模校でない限り、いじめも不登校も落ちこぼれもクレームも皆無という学校はないはずだ。例えば、こう考えてみよう。自分の学校に新しい校長が赴任してきたとする。当然、新年度一日目には、朝から学校長の施...

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〈邪悪肯定論〉の補助線

学校教育で〈後ろ向き〉な仕事の代表と言えば、なんといっても「いじめ対応」である。いじめはない方がいい。それはだれもが言う。でも、いじめゼロということが仮に実現したしとして、そのこと自体には何の意味もない。それはマイナスがゼロになることを意味するだけで、決してプラスの何かが産み出されるわけではないからだ。人間の目はマイナス事象に向く。そのマイナス事象をなくそうともする。それは仕方ない。しかし、教師たる...

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〈補助線型思考〉の体得

学校教育の〈後ろ向き〉な仕事の多くは、学校現場にある「邪悪なもの」を撲滅しようとするものである。その事情は邪悪なものだから撲滅しなければならない……この枠組みだけで考えてしまうと、なかなか現実的な対応は生まれてこない。その「邪悪なもの」の側にいる子どもたちがただ悪者にされ、その「邪悪なもの」の被害者とされる子どもはただ守られるのみである。次第にいじめた側は少しずつ、しかし確実に教師との人間関係が離れ...

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読書尚友の原理

読書尚友──読書によって先人を友とすることです。私は教師が本を読まなくなったと感じています。自分の本の売り上げが良いとか悪いとか、そんなケチな話をしているのではありません。私の本も含めて、現在の教育書コーナーを賑わしている現場人や若手研究者の書いた本は、私の言う「本」には入っていません。それらは研究書ではありません。実践書でさえありません。これらは教師を対象としたビジネス書に過ぎません。こんなものは...

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鍋ぶた組織の負の側面を意識する

あなたにはいま、「部下」が何人いるでしょうか。教科の主任とか校務分掌のある係のとりまとめとか校務分掌の長とか、三十代になればなにか一つくらいは任されているはずです。なかには学年主任を務めている人もいるかもしれません。地方の学校であれば、三十代で後半で教務主任という学校も珍しくはありません。一人の係ではなく、所属する教員が自分のほかに何人かいる組織長となれば、組織上はその先生方はその仕事において自分の...

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配慮のない管理職には敢然とものを言う

私が生徒指導主事を務めていたときのことです。二月のある日、私は市教委に提出するある報告書をつくろうとしました。その報告書は年に二回の報告が義務づけられている文書です。九月に一度、私がつくった中間報告を教頭先生に提出してもらっています。同じ年度度の報告書ですから、前回と今回の内容には整合性がなくてはなりません。当然、私は前回の報告書に上書きしようとします。そこで教頭先生に前回の報告書のファイルをくださ...

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